こんにちは、ふじえだです。
長かったこの長編『愛すべ』も全１０話中９話目。おがふる長編『きみはギフト』でもあった現象なんですけど、書いていて終わっていくのがさみしくなりました。
２６歳はDaytimeとNighttimeで話がすぐ繋がっているので間を置かず書きたかったんですが、２７歳は少し経ってからじっくり書こうと思います。
今回は、Daytimeで神崎君から組に入れ＆家族になろうと夏目が言われた後の夜から始まるお話です。
※性描写を含むため１８歳未満の方は閲覧をお控え下さい。
↓詳しいあとがきはずずいっと下にスクロール
◎『愛することのすべて』２６歳Nighttimeあとがき
プロットをどのくらい細かく立てるかは、わたしの場合本当にその時々で。
最近書いたパティシエパロおがふる『子どもの時間』なんかは本文かというレベルの詳細さで立ててから書き始めました。一方この長編『愛すべ』はあまり細かく立てずに毎回書いています。今回なんか『NUREBA とても真剣なNUREBA』『指輪を買いに行く』しか書いてない（ひどい）。
そのぶんイメージソングのプレイリストを作ったり、場合によっては歌詞を手帳に書き写したりしています。歌詞、今は便利な時代でネットで見れるんですけど、手で書き写した方が頭に入るような気がして。
小説を書くにあたって、音楽には本当お世話になっています。小説より歌詞の方が好きだと思います。神夏小説書きを引退したら神夏DJになりたいくらいです。
以下、内容に関わるあとがきを箇条書きでつらつらとやっていきます。
・とても真剣なNUREBAなるものを書くために、ラッドとバンプとスピッツをプレイリストに入れて書き始めましたが、途中で『歌詞の圧が強い！』と心のちゃぶ台を返しました。
・少しずつそのエッセンスは入っていますが、最終的にまとめてくれたのはピロウズの『BOAT HOUSE』という大好きな一曲でした。『小舟を壊してその材料で家を建てよう』というのはこの曲からもらっています。
・濡れ場に関してはもう、『わたしは伏線は回収する女だ！』ということに尽きます。神崎君の『数年越しの念願』がぴんと来ない方は２２歳回を読み返してください。
・神夏の濡れ場は2017年ぶり、濡れ場自体も一年ぶり（だいたい年一回くらいしか書かない）なんですけど、たぶん書くの最後なので描写にこだわって頑張りました。
・例えば、こういう小説でよく見る『蹂躙する』『侵す』を辞書で引いて、存外物騒な意味なことにドン引いて、『愛おしみ尽くす』にしたりとか。平和なサイトなので。
・わたしは『一さん』推しだし、神崎君もモエていましたが、何となくプレイ感が出るので、普通に『一君』呼びにしました。
・宿はガイドブックを見て、立地が良くコテージのわりに比較的手軽な値段だなー、自分が泊まってみたいなーという感じで決めたんですが、最終的に洗濯乾燥機が役立って、本当にこの宿に決めてよかったと思いました。笑
・千夜ちゃんと同じく幼少期星占いの本が大好きだったわたしから言わせてもらえば、性格的には絶対神崎君がしし座で夏目がふたご座なんですよ！ でも誕生日神崎君の方が先なのモエるから許しちゃう。
・『姫川に話を通し』って簡単に書きましたが、次回ちゃんと三人で話します。古市の出番はたぶんない。この世界線の男鹿と古市は普通に友達で、男鹿は魔界にいます。
・こんなサイトデザインとおがふる『ぼくとファミリア』に続きの登場で全く説得力ないんですけど、わたしはティファニーの回し者ではありません！！
・おがふるの方ではなるべく値段の高い必要があって、今回は『男性同士 ペアリング』で調べていたらそれこそ同性同士の広告の先駆けとあったので、結果的に。
・プラチナのシンプルな指輪で十四万円くらい。
・ラッドの『七ノ歌』という曲で、自分は７、ラッキーがついてるという歌詞があり（詳しくは調べてみてください）、夏目じゃん！ とどうしても王臣紋を使いたくなった。
・イニシャルがシャンプーになったのにはびっくりしました。
・メッセージを彫ることがあるというのは今回調べて初めて知ったんですが、調べてよかったと思います。『だってラッキーセブンなスウィートハートがエターナルにステイウィズミーだ』のあたりお気に入りなので。神崎君がstay with meの意味わかるかどうかはこの際ちょっと考えないでください。
長いあとがきをここまで読んで下さってありがとうございました！！