更新:おがふる短編『間違い探し』

こんにちは、ふじえだです。
今回は久しぶりのパロでも未来でもないおがふる短編です。
twitterでリクエストを募集して、そのうち『石矢魔男鹿×聖石矢魔古市』というのと、『たられば話をするおがふる』というのを混ぜて、『古市が聖石矢魔に行ったらというのを妄想するおがふる』を書きました。書きながら、たぶんこういうことじゃないんだろうなあ……と思ってしまった出来ですが、許してください!

高1のクリスマスイベント(終業式)前日、古市に聖石矢魔への編入の話が来ていると知る男鹿のお話です。
↓詳しいあとがきはずずいっと下にスクロール
 
 
 
 
 
◎『間違い探し』あとがき

菅田将暉『まちがいさがし』があまりにもおがふるで震えながら書きました。
『君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも変わり果てた気がした』という歌詞にぴったりな、みんな大好き20巻小五の回想シーンを改めてめくっていたら、『わくわくしたんだ、楽しかったんだ』と古市が言っているのが印象に残ってこういうお話になりました。
『オレが立つのは横だ』と『友達をやめる理由には全然ならないぞ』がインパクト強すぎて見過ごしてたけど、古市ってそういうところありますよね。度胸というかなんというか、単にケンカはやめて! ではない男の子っぽさというか。そのへんが描けてたらうれしいです。
以下、内容に関わるあとがきを箇条書きでつらつらとやっていきます。

・小五のシーンおよび古市パニックは謎が多く、こうやってお話を書くたびに発見があります。
・推薦取消に関しては短編『ウェザーリポート』でも書きましたが、田村先生のささいな思いつき(たぶん)にわたしたちはこんなにも踊らされている……。
・クリスマスイベントの日程を確認するために該当巻を読み返したのですが、大量の男女カプフラグにダメージを受けました。なるべく開かないようにしてるの。
・神夏短編『sweet spot』で頭いいチーム(古市・邦枝・姫川・夏目・陣野)が聖石矢魔への編入を打診されて全員断る、というエピソードは既に書いています。その時は深く掘り下げなかったんですが、他の四人は石矢魔愛で断るとして、古市正直断る理由ないかも? と考え直し今回のお話に至りました。
・高一の古市の携帯はまだガラケーなので、LINEじゃなくてメール。
・佐渡原先生は先生らしいことを何かしてみたくなったんだと思います。
・聖石矢魔の女子はロリコンともキモいとも言わないけど恥将とは言う(梓ちゃん)。
・これ密かな自慢なんですが、原作で『智将古市』って出た回の感想でわたし早々に『恥将では……』って書いてたんですよ!
・長編『きみはギフト』でパロではないおがふるは書ききったと思っていて、今回も結局長編と同じ結論が出ました。『お前の正しい場所って実は、聖石矢魔でも安定した将来でもなくて、オレの横だったりするんだろうか』ってところ。

そんなに長いお話ではないのであとがきも控えめになりました。とにかく『まちがいさがし』を聴いたことのないおがふる者は聴いて! に尽きる。
お付き合いありがとうございました!!